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相続した農地の場所がわからない?地番だけで位置特定する3つの方法【実体験あり・続報】

不動産投資

はじめに

相続で引き継いだ農地を売却しようと思ったものの、
地番しかわからない!
住所がないからGoogle Mapで出てこない!
と困った経験はありませんか?

実は、私自身も最近、親族から相続した農地の売却を進める中で、
同じ壁にぶつかりました。

今回の記事は、以前ご紹介したこちらのブログ👇
👉 相続した農地の売却手順まとめ【実体験ベース】
の続報となります。

地番しかわからない農地でも、簡単に場所を特定する方法を、
実体験を交えながらわかりやすくご紹介します。
農地売却に向けて最初のハードルを超えたい方は、ぜひ参考にしてください!


そもそも「地番」と「住所」は違う!

まず知っておきたいのが、地番=住所ではないということ。
一般的な住所(住居表示)は、建物が建ったエリアに割り振られるものです。

農地や山林などでは、住居表示が存在せず、
「町名+字名+地番」で管理されています。

そのため、普通の地図アプリではピンポイントで表示されないことが多いのです。


地番だけで農地の場所を特定する3つの方法

① 登記情報提供サービスを活用する(まずはここから!)

一番手軽で早いのが、登記情報提供サービスの利用です。

このサービスでは、オンライン上で地番検索ができ、
対象地の登記情報(権利関係・地積・所在など)を確認できます。

【メリット】

  • 自宅にいながら調査できる
  • だいたいの場所が把握できる
  • 検索するだけなら無料!(後述)

【利用手順】

  1. 利用登録申し込みをする(公式サイトから)
  2. 数日後、IDが発行される(郵送)
  3. ログイン後、クレジットカード情報を登録する
  4. 地番検索サービスを利用開始!

ここでポイントなのが、
検索するだけなら無料
という点です!

クレジットカード情報を登録しますが、
実際に登記情報を請求・ダウンロードした場合にのみ数百円の料金が発生します。
検索・閲覧だけなら完全無料なので、安心して利用できます。

私も今回、このサービスを使って地番検索を行い、
だいたいの場所を把握することができました!

👉 【参考リンク】
登記情報提供サービス公式サイト


② 法務局で公図(ブルーマップ)を取得する

さらに詳しい位置関係を知りたい場合は、公図(ブルーマップ)の取得がおすすめです。

公図は、土地ごとに地番を区画化した簡易地図で、
「隣の土地との位置関係」が一目でわかります。

【メリット】

  • 隣接地番との関係が視覚的にわかる
  • 売却資料としても役立つ

【注意点】

  • 精度は参考レベル
  • 法務局で発行手続きが必要(450円程度)

例えば、道路に面しているか、孤立しているかなども公図を見ればわかるため、
売却時の戦略にも影響します。


③ 法務局で地積測量図を取得する

さらに正確な情報が欲しい場合は、地積測量図の取得も検討しましょう。

地積測量図は、土地の正確な形状と面積を示す図面です。
特に境界確定や農地転用の手続き時には重要な資料になります。

【メリット】

  • 面積・寸法が正確にわかる
  • 測量済みであれば信頼性が高い

【注意点】

  • 古い土地だと存在しないこともある
  • 取得費用は450円程度

私の場合、今回は登記情報提供サービスで大まかに場所が把握できたため、
公図・地積測量図は取得していません。

ただ、勉強も兼ねて、ゴールデンウィークに帰省時に法務局に行き、
実際に公図・地積測量図も取ってみる予定です!


どの方法を選ぶべきか?【まとめ】

方法手軽さ精度コスト
登記情報提供サービス◎(ネット完結)△(大まか)無料〜数百円
公図取得△(法務局で取得)◯(位置関係把握)450円程度
地積測量図取得△(法務局で取得)◎(正確な寸法)450円程度

まずは手軽に登記情報提供サービスで調査し、
必要に応じて公図や地積測量図を活用するのがスムーズな流れです!


農地売却に向けての次のステップ

場所がわかったら、次に

  • 境界確認(必要なら専門家へ)
  • 農地転用手続き(市町村に相談)
  • 売却活動(不動産会社へ依頼)
    へと進んでいきます。

農地の売却は一見ハードルが高く感じますが、
一つ一つクリアしていけば、確実に前に進めます!

私も引き続き、実体験を元にレポートをしていく予定です。
続報もお楽しみに!

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