PR

【書評】やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ|行動力を高める実践的アプローチとは?

ビジネス全般

はじめに

「やらなきゃとは思っているけど、なかなか行動できない……」

そんな悩みを持つ人にこそ読んでほしいのが、本書『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』(著:大平信孝)です。

この本では、「やる気」や「気合い」ではなく、行動の仕組みや心理法則に基づいたアプローチによって、誰でも「すぐやる人」に変われる方法が紹介されています。

本記事では、本書の要約とともに、私自身が共感したポイント・実践して効果を感じた感想を交えながら解説します。


要約|やる気不要!小さな行動を積み重ねる37のコツ

本書のポイントは大きく以下の5つに分類できます。

1. 仮決め・仮行動でOK!とにかく動くことが最優先

多くの人が「完璧に準備してから」「確信が持てたら」と思いがちですが、それが行動を遅らせる最大の要因です。

本書では「仮決め・仮行動」が推奨されており、完璧なプランよりも仮でもいいから動くことが何より重要だと説いています。

✅ 感想:私自身も「まず動く」ことで物事が大きく前進した経験があります。不動産投資も最初は不安でしたが、「とりあえず内見に行く」という仮行動からすべてが始まりました。

2. 10秒アクションでハードルを下げる

「ランニングする」ではなく「ウェアに着替える」といった10秒でできるアクションにタスクを分解することで、行動のハードルがぐっと下がります。

これは心理学的にも「初動」が生まれればそのまま行動に移りやすいという仕組みに沿っています。

✅ 感想:「着替えるだけならできる」と思って動いた結果、気づけば30分走っていたことも。ハードルを下げるって本当に大切。

3. 自分との約束を「VIP扱い」する

「誰かとの約束は守るけど、自分との約束は後回しにする」

これはまさに日本人に多い傾向です。しかし、本書では自分との約束を最優先に扱う=VIP扱いするように勧めています。

自分を軽んじていると自己肯定感も下がり、結局モチベーションも下がる悪循環に。

✅ 感想:『金持ち父さん貧乏父さん』にも「まず自分に投資せよ」という教えがありますが、これはまさにその応用。最近では予定に「ジム」や「ブログ執筆」を入れて、他人との約束のように扱っています。

4. 時間の使い方を「投資」「消費」「浪費」に分ける

時間の家計簿をつけることで、今の自分の時間の使い方を見える化できます。

特に「浪費」の時間が多い人ほど、行動できない原因が明確に浮かび上がります。SNSや動画をだらだら見る時間は、典型的な浪費です。

✅ 感想:私も時間の棚卸しをしたところ、YouTubeやSNSの「なんとなく時間」が想像以上に多いと実感。これを「ジム」や「本を読む」などの投資時間に変えるだけでも生活が整ってきました。

5. 頭・体・心、3つの声を聞く

頭の声(論理)だけでなく、「体の声(疲れている・不調)」や「心の声(本音)」にも耳を傾けることが、行動力の土台になります。

本当は行きたくない飲み会に無理して行っても、モチベーションは上がりません。本音を無視し続けると、心も体も疲弊します。

✅ 感想:最近は「行きたくない飲み会」はきっぱり断ってジムへ。体調も良くなり、自己肯定感もアップ。無理をしないことで継続力が上がった気がします。


その他、印象的なコツ

  • 「3日坊主」ではなく「3回坊主」でOK
     続けることよりもまず3回やってみる習慣を。
  • 朝イチの15分をゴールデンタイムに
     集中力が最も高い時間帯を「自分のために使う」ことで、自己投資が定着します。
  • ToDoリストは1日3つまで
     やることを絞ることで、「達成感」を味わいやすくなり、継続につながります。

まとめ|「やる気」は不要、行動には仕組みがある

『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』は、根性や精神論ではなく、行動科学と心理学に基づいた実践的なテクニック集です。

「何かを変えたい」「もっと動けるようになりたい」と思っている方は、まずこの本を手に取ってみてください。
そして、仮でもいいから、今すぐ一つ行動してみましょう

✅ 私自身、この本を読んでから「やろうかな」と思って止まっていたことに対して、一歩踏み出せるようになりました。
「すぐやる人」への第一歩は、「やる気」よりも「仕組み」だったのです。

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ

新品価格
¥770から
(2025/5/13 16:31時点)

社会・経済ランキング
社会・経済ランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました