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不動産投資における収益向上のヒント:バイク駐車場の活用実例【続報】

不動産投資

はじめに

以前の記事「不動産投資における駐車場収益化の実例【バイクパーク導入】」では、私が所有する3棟のアパートのうち、A棟とB棟でバイクパークを活用した駐車スペースの導入事例を紹介しました。今回はその続報として、B棟において収益の向上につながる新たな進展がありましたので、詳細をご報告いたします。


前回のおさらい:バイクスペース導入の概要

まずは、前回時点での状況を簡単に振り返ります。

  • A棟:バイク4台分のスペースをバイクパークに貸出、月額8,800円(税込)の収入
  • B棟:2台分を貸出予定、月額2,475円(税込)の収入見込み
  • C棟:スペース不足のため導入不可

A棟とB棟で合計6台分のバイク駐車スペースを確保し、外部ユーザー向けに貸し出すことで、月額11,275円(税込)の収益が見込まれていました。


今回のアップデート:B棟での入居者ニーズ対応

今回、新たな入居に伴い、B棟の入居者から原付駐輪スペースの申し込みがありました

B棟ではもともと、2台分のスペースを外部向けに貸し出す予定でバイクパークとの契約手続きを進めていた最中でしたが、この入居者からの要望を受け、1台分を入居者専用に切り替える判断を行いました。

結果的に、B棟は以下の形に再構成されました。

  • 外部向け1台分:バイクパーク経由で月額1,237円(税込)の収入(契約予定)
  • 入居者向け1台分月額2,000円(税込)で直接貸出

つまり、合計月額3,237円(税込)の収入が見込めることになりました。これは、前回の2,475円(税込)から約30%の増加となり、より効率的な収益化に繋がっています。


ライン引き工事の交渉も成功:初期費用ゼロで導入

バイクパークとの契約前の段階であったため、本来であれば新たなスペースにライン引きなどの初期工事費用が発生するところですが、今回は交渉により無償対応いただけることになりました。

背景として、以下の点が交渉に有利に働いたと考えています。

  • 以前、A棟で4台分の導入をお願いした実績があり、こちらの誠意ある対応を継続していたこと
  • 今回の原付スペースも、将来的に入居者が退去した場合には外部向けに借り上げをお願いする意向を伝えたこと

このような「小さな交渉」や「将来的な柔軟性の提案」は、信頼関係の構築やコスト削減に大きく寄与します。不動産投資においては、こういった積み重ねが収益性に直結するため、見逃せないポイントだと改めて感じました。


スペースの柔軟な使い分けが鍵に

B棟の今回の事例では、限られたスペース(2台分)をいかに収益化するかが鍵でした。

結果的に、外部向け・入居者向けで1台ずつ使い分けることによって、以下のようなメリットを得られました。

  • 外部向け収入の維持(バイクパーク経由)
  • 入居者の満足度向上(希望に柔軟対応)
  • 収入の最大化(合計収入の増加)
  • 将来的な再転用の余地を確保

今回の対応は、一時的に外部向け収入が減少するようにも見えますが、実際には入居者からの直接収入のほうが単価が高く、収益性は向上しています


今後の展望と工事完了後の報告予定

現在、B棟の原付用駐車スペースに関するライン引き工事をバイクパークさんが無償で実施してくださる予定です。工事が完了すれば、物件の利便性もさらに向上することとなり、今後の空室対策や入居者満足度アップにもつながるでしょう。

また、工事完了後には再度ブログにて詳細を報告予定です。今回のような「小さな改善」が、年間で見れば大きな差を生むことを実感しています。


まとめ:小さな積み重ねが大きな成果に

今回のB棟での対応は、「たった1台分の原付駐輪スペース」の話かもしれません。しかし、この1台分で毎月約800円、年間で約1万円の収益増となります。そして、こうした交渉力や柔軟性があれば、コストゼロで対応が可能になるケースもあるという好例でした。

特に都市部においては、バイクや原付のニーズは根強く、駐車スペースの確保は入居者にとって重要な判断材料です。空きスペースを収益化する「最後のひと押し」として、バイク駐車場の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

引き続き、私の実例をもとにした不動産収益改善の取り組みを発信していきます。

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