PR

【2025年5月末】特定口座・NISA口座・単元未満株の運用実績を公開!今月の株価上昇要因と今後の注目ポイントを分析

株式投資

2025年5月末時点での日本株ポートフォリオを振り返ります。先月はトランプ大統領の「関税強化」発言に端を発した相場全体の調整局面でしたが、それも一服し今月は全般的に株価上昇の動きとなりました。この記事では、特定口座・NISA口座・単元未満株の各ポートフォリオの状況と、4月末からの変動要因を分析します。

※関税に関する背景はこちらの記事にまとめています:
【続報】トランプ関税ショックからの回復|私のポートフォリオと今後の投資戦略【2025年4月26日】


📈 特定口座のポートフォリオ推移(2025年5月末時点)

銘柄現在値(円)平均取得単価(円)保有数(株)時価評価額(円)評価損益(円)差分(円)
積水ハウス3,2832,403100328,300+88,000+700
みずほFG4,0021,8458003,201,600+1,725,600+337,600
SBI HD4,3892,583100438,900+180,600+110,000
オリックス3,0662,133100306,600+93,300+21,500
ソフトバンク221.41471,000221,400+74,400+5,500
合計4,496,800+2,161,900+430,300

🔍 解説:特定口座の値動き

✅ みずほFGが牽引役に

  • 銀行株は金利動向に敏感。日本の長期金利上昇が再び注目される中、みずほFGは前月比で+33万円以上の含み益増
  • 今月の特定口座ポートフォリオの伸びの約8割はみずほFGによる貢献と言っても過言ではありません。

✅ SBI HDも好調、グループ再編の思惑が影響か

  • 住信SBIネット銀行買収報道など、グループ再編のニュースが引き続き投資家の関心を集め、株価上昇の後押しに

📘 NISA口座のポートフォリオ推移(2025年5月末時点)

銘柄現在値(円)平均取得単価(円)保有数(株)時価評価額(円)評価損益(円)差分(円)
INPEX1,951.51,878100195,150+7,350+14,250
日本たばこ産業4,4383,733100443,800+70,500+3,100
武田薬品工業4,3144,116100431,400+19,800-1,900
ブリヂストン6,2156,345100621,500-13,000+22,400
AGC4,2824,550100428,200-26,800-17,100
日本製鉄2,9082,950100290,800-4,200-10,200
神戸製鋼1,663.51,550100166,350+11,350-550
JFE HD1,711.51,760100171,150-4,850-5,150
LIXIL1,6251,698100162,500-7,300-5,550
クボタ1,663.51,850100166,350-18,650-1,050
日産自動車368.945010036,890-8,110+2,740
本田技研工業1,4681,550100146,800-8,200+1,500
ヤマハ発動機1,1101,278100111,000-16,800-1,200
三井物産3,0292,871100302,900+15,800+13,100
三菱商事2,9352,213100293,500+72,200+22,300
みずほFG4,0021,745100400,200+225,700+42,200
ジャックス4,0553,850100405,500+20,500+29,600
三菱HCキャピタル1,058.51,030100105,850+2,850+5,200
NTT160.41541,200208,520+8,320+14,430
KDDI2,4992,125200499,800+74,800-4,900
蔵王産業2,4302,400100243,000+3,000+400
合計5,831,160+424,260+135,920

🔍 解説:NISA口座の値動き

✅ 商社株の三菱商事・三井物産が絶好調

  • 三菱商事:+72,200円(+22,300円)
  • 三井物産:+15,800円(+13,100円)
  • 資源価格の上昇や円安の影響により、総合商社株が全面高となった今月の主役

✅ インフラ・通信株も安定成長

  • KDDI・NTTともに評価益をキープ、生活インフラ銘柄として長期保有向きの堅調さを発揮
  • KDDIは若干の調整もあるが、含み益+74,800円を維持。

✅ セクター間の明暗も

  • AGC・日本製鉄・クボタなど一部製造業・素材株は調整。これは、世界的な製造業景況感の鈍化懸念や、中国経済の減速の影響が要因と見られます。

🪙 単元未満株(S株)の状況

銘柄現在値(円)平均取得単価(円)保有数(株)時価評価額(円)評価損益(円)差分(円)
ブリヂストン6,2156,3451062,150-1,300+2,240
三菱商事2,9352,21360176,100+43,320+13,380
商船三井5,1253,2251051,250+19,000+3,860
合計289,500+61,020+19,480

🔍 解説:単元未満株の動き

✅ 少額分散投資のメリットが表面化

  • 単元未満株でも商社や海運といった好業績・高配当銘柄への投資が功を奏し、堅実な成長を実現
  • 単元未満株でここまでの評価益が出ているのは、買付タイミングと分散戦略の勝利と言えるでしょう。

🧠今後の注目ポイントと戦略|株価上昇の背景とリスク要因を整理

📌 株価上昇の主な要因

  • 円安の進行(ドル円155円台突入):輸出関連・商社株に追い風
  • 米利下げ観測:株式市場全体へのリスクオン効果
  • 国内長期金利の上昇:銀行株(特にみずほFG)にポジティブ

⚠ 今後の懸念材料

  • 日本企業の決算一巡に伴う材料出尽くし感
  • 米国CPIやFOMCなどによる金利政策の不透明さ
  • 中国・新興国経済の減速

✅ 投資戦略のヒント

  • 商社・銀行・通信といった安定高配当銘柄を中心としたポートフォリオは、下落耐性が高くインカムも魅力的
  • 一部の評価損銘柄(AGC、クボタなど)は、業績回復や政策支援のタイミングを見ながらの買い増し余地あり

💬まとめ|2025年5月は株価・配当両面で好調な月

  • 特定口座:+216万円の含み益、月間+43万円増
  • NISA口座:+42万円超の含み益、商社株が大活躍
  • S株:少額ながらも+6万円超の評価益

株高+高配当という理想的な構成により、長期目線での資産形成として非常に良好な推移を見せた1か月でした。今後も配当+値上がり益のバランスを意識し、景気の波に乗れるような銘柄選定を心掛けていきたいところです。

金融・投資ランキング
金融・投資ランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました