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40代男性の筋トレメモ|筋肉痛は本当に効果のサイン?筋力アップ・筋肥大との関係を徹底解説

ジム
  1. はじめに:40代からの筋トレと「筋肉痛」の悩み
  2. 筋肉痛の正体:効果のバロメーターなのか?
    1. ● 筋肉痛が起きる理由
    2. ● 筋肉痛は「刺激が入ったサイン」でしかない
  3. 筋肉痛が強い=効いている、は半分正解・半分不正解
    1. 【正解】普段以上の刺激が入ったサイン
    2. 【不正解】筋肉痛が強いほど成長するわけではない
  4. 40代で筋肉痛が強く出る理由
    1. ① 回復速度が落ちている
    2. ② 普段使えていない筋肉が多い
    3. ③ エキセントリック動作が大きい
  5. 一方で胸・背中・肩・腕の筋肉痛が出にくい理由
    1. ① 刺激に慣れてきている
    2. ② 大きな可動域での伸張性負荷が少ない(種目による)
    3. ③ 筋肉痛が出なくても筋力は伸びる
  6. 筋肉痛の有無で判断してはいけない3つの理由
    1. ① 筋肥大は「刺激 × 栄養 × 休息」で決まるため
    2. ② 強い筋肉痛はトレーニング頻度を下げてしまう
    3. ③ 強すぎる筋肉痛はパフォーマンスも下げる
  7. では、40代は筋肉痛とどう向き合うべきか?
    1. ① 「軽い筋肉痛が適度に来る」くらいがベスト
    2. ② 強すぎる筋肉痛は「オーバーワークのサイン」
    3. ③ 筋肉痛より「前回超えたか」を重視
    4. ④ 部位によって筋肉痛の出やすさは違う
  8. 筋肥大を優先するための「筋肉痛管理術」
    1. ① ストレッチと軽い有酸素
    2. ② たんぱく質だけでなく糖質も意識
    3. ③ 同部位は48〜72時間空ける
  9. まとめ:筋肉痛は「嬉しいサイン」ではあるが、全てではない

はじめに:40代からの筋トレと「筋肉痛」の悩み

40代で筋トレを始めると、若い頃とは違う体の反応に戸惑うことが多くなります。そのひとつが「筋肉痛」。
筋肉痛がくると嬉しい反面、「これは筋力アップに効いているのか?」「筋肉痛が来ないと意味がないのか?」という疑問も湧いてきます。

特に脚トレーニングは強烈な筋肉痛が起きやすい部位で、久しぶりに再開した直後だと数日間まとわりつくような痛みが続くこともあります。実際、筆者も腰を痛めて脚トレーニングをしばらく休んだ後、再開初回は4日間ほど筋肉痛が抜けませんでした。辛さの一方で、「しっかり効いた」という実感があり、ある意味では嬉しさもあります。

しかし胸・背中・肩・腕などでは、それほど強い筋肉痛がこないケースもあります。
筋肉痛がないから効果が薄いのか?
筋肉痛が続くのは良いことなのか?

この記事では、40代男性の筋トレ初心者〜中級者に向けて、筋肉痛と筋肥大・筋力アップの関係をわかりやすく解説します。


筋肉痛の正体:効果のバロメーターなのか?

結論から言えば、筋肉痛はあくまで「刺激の指標」であって、「成長そのもの」ではありません。

● 筋肉痛が起きる理由

筋肉痛は、主に以下のような要因で発生します。

  1. 筋繊維の微細な損傷(マイクロダメージ)
  2. 使い慣れていない筋肉を動かしたときの負荷
  3. 伸張性収縮(エキセントリック動作)への高い刺激
  4. 筋トレ後の炎症反応

これらの反応は筋肉の成長に必要なプロセスではありますが、筋肉痛の程度と筋肥大の程度が比例するわけではありません。

● 筋肉痛は「刺激が入ったサイン」でしかない

筋肉痛が来ても筋肥大しないパターンもあれば、筋肉痛がほとんど来ないのに筋肥大しているパターンもあります。

特に、筋トレ経験が長くなるにつれて身体が刺激に慣れ、筋肉痛が出にくくなるのは自然なことです。
これは「効いていない」のではなく、筋肉が適応して強くなっている証拠でもあります。


筋肉痛が強い=効いている、は半分正解・半分不正解

【正解】普段以上の刺激が入ったサイン

強固な筋肉痛が出るということは、
・普段使っていない領域の筋肉に刺激が届いた
・重量やフォーム、種目に変化があった
などの理由が考えられます。

脚トレでお尻に筋肉痛が来たときに「フォームが良かったのかも」と感じるのは、実際に感覚として正しいことが多いです。

【不正解】筋肉痛が強いほど成長するわけではない

ただし、筋肉痛の強さと筋肥大は比例しません。
筋肉痛が強すぎる場合は逆効果になることがあります。

特に40代では、
・疲労回復が20代より遅い
・炎症が長引く
・ケガのリスクが高い
という背景があるため、「強い筋肉痛=喜ぶべき」とは言い切れません。


40代で筋肉痛が強く出る理由

① 回復速度が落ちている

一般的に20代の回復能力が100とすると、40代は60~70程度になると言われます。
このため、同じトレーニングでも筋肉痛が長引きやすいです。

② 普段使えていない筋肉が多い

デスクワーク中心の生活では、脚やお尻の筋肉が使われにくく、久しぶりに刺激を入れると筋肉痛が強烈に出ます。

筆者が脚トレ再開後に4日間痛みが続いたのも、まさにこれが理由です。

③ エキセントリック動作が大きい

スクワット、ブルガリアン、デッドリフトなど、脚トレは筋肉を伸ばしながら力を出す動作が多いため、筋肉痛が出やすい構造になっています。


一方で胸・背中・肩・腕の筋肉痛が出にくい理由

脚トレでは筋肉痛が激しい一方、胸・背中・肩・腕では筋肉痛がそこまで強くないと感じているかたも多いのではないでしょうか。

これは成長していないのではなく、以下の理由があります。

① 刺激に慣れてきている

上半身のトレーニングは頻度が高く、動きも覚えやすいため筋繊維の損傷が少なくなり、痛みが出にくくなります。

② 大きな可動域での伸張性負荷が少ない(種目による)

脚トレほどエキセントリックの負荷が強くない場合、筋肉痛は出にくいです。

③ 筋肉痛が出なくても筋力は伸びる

実際、あなたもベンチプレスや背中の重量は伸びています。
筋肉痛がなくても成長している証拠です。


筋肉痛の有無で判断してはいけない3つの理由

① 筋肥大は「刺激 × 栄養 × 休息」で決まるため

筋肉痛は「刺激」だけの指標であり、栄養や睡眠・回復の状態のほうが成長に大きく影響します。

② 強い筋肉痛はトレーニング頻度を下げてしまう

脚トレで4日間動けないと、次のトレーニングが週1に固定されます。
頻度が下がると、長期的な成長速度は落ちます。

③ 強すぎる筋肉痛はパフォーマンスも下げる

40代では特に注意が必要で、筋肉痛が長引くとフォームが崩れケガの原因になります。


では、40代は筋肉痛とどう向き合うべきか?

① 「軽い筋肉痛が適度に来る」くらいがベスト

ベストは、
翌日に筋肉痛を感じ、2日目には軽くなり、3日目には生活に支障がないレベル。

② 強すぎる筋肉痛は「オーバーワークのサイン」

4日間続く筋肉痛は刺激が強すぎたか、久しぶりのトレーニングだった可能性があります。

再開時は7〜8割の重量に抑えるのが賢明です。

③ 筋肉痛より「前回超えたか」を重視

筋肉痛の有無よりも、
・重量を1kg上げた
・回数が1回増えた
・セット数が1セット増えた
こうした「進歩」のほうが筋肉は確実に成長します。

④ 部位によって筋肉痛の出やすさは違う

脚は出やすく、胸肩腕は出にくい。
これは普通の反応です。


筋肥大を優先するための「筋肉痛管理術」

① ストレッチと軽い有酸素

トレーニング後は10分のウォーキングでも十分効果的。
血流が増え、回復が早くなります。

② たんぱく質だけでなく糖質も意識

筋肉の修復にはエネルギーも必要。糖質を避けると回復が遅れます。

③ 同部位は48〜72時間空ける

軽度の筋肉痛ならトレーニングしてもOKですが、40代は無理しないのが鉄則。


まとめ:筋肉痛は「嬉しいサイン」ではあるが、全てではない

40代で筋トレを続けていると、筋肉痛の有無に一喜一憂してしまいがちです。
しかし筋肉痛は「刺激が入ったサイン」であり、「成長の指標」ではありません。

  • ときどき来る筋肉痛は歓迎
  • 来なくても成長している
  • 強すぎる筋肉痛は逆効果
  • 大切なのは継続と前回越え

脚トレでお尻に筋肉痛が来るのは確かに嬉しいものですが、胸や背中で筋肉痛が出にくくても問題なし。
筋肉痛と上手に付き合いながら、筋力アップ・筋肥大を効率よく進めていきましょう。

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∞KYM

年収1,500万円弱の中の上級サラリーマンです。
筋トレに夢中になりベンチプレス100kgを目指して奮闘中です。
スクワット、デッドリフトを含めたBIG3の成長の軌跡を発信していきます。

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