はじめに
毎日の生活で欠かせない「お金の支払い」。クレジットカード、QR決済、口座振替、現金と選択肢が多様化している今、どの支払い方法を選ぶかによって家計管理の効率や得られるポイントが大きく変わってきます。本記事では、私自身の経験をもとに、各支払い方法のメリット・デメリットと実際の使い分け方をご紹介します。
クレジットカードを活用した効率的な家計管理
メインカード（楽天カード）の活用法
私のメインカードは楽天カードを選んでいます。ポイント還元率が高く、様々な場面で活用できるのが魅力です。
最近は楽天ペイとの紐づけで支払うことが多いので、クレジットカードをピッとかざしたり、差し込んで暗証番号を打つというような従来の使い方は減ってきました。食費や日用品の購入のほか、楽天ふるさと納税でも活用して効率的にポイントを貯めています。
サブカード（三井住友カードゴールドNL）の戦略的活用
最近作成したサブカードが三井住友カードゴールドNLです。積立NISAでのポイント付与の情報を知り作成しました。年間100万円以上の利用が必要なため、サブとは言いながらも、固定費（水道光熱費、インターネット、携帯、ガソリン等）や食費（一部ポイントアップ店舗）、特別費用（旅行、家具・家電、衣服等）で積極的に活用しています。
ポイントアップ店舗はスマホのタッチ決済利用が必須のため、IDではなくクレジット支払いとしてスマホタッチ決済を利用しています。これによって通常よりも高いポイント還元を受けられます。
事業用カードの活用
私はアパート2棟のランニングコスト支払いにエポスカードとAmazonカードを使い分けています。水道光熱費とインターネット費用くらいなので、そんなに多くの支払いはなくポイントも大量にたまるわけではありませんが、「塵も積もれば山となる」の精神でクレジットカード払いにしています。
事業用の支出を個人の支出と分けて管理することで、経費の管理も格段に楽になりました。
QR決済で広がる家計管理の可能性
メインQR（楽天ペイ）の便利な使い方
楽天ペイを楽天カードと紐づけてメイン使いしています。楽天カードとの紐づけによりチャージする手間もなく、スムーズに支払いができるため非常に重宝しています。メインカードと連携させることで、一元管理しながらポイントも効率よく貯められます。
サブQR①（auPay）の税金支払い活用法
税金の支払いにauPayを活用しています（正確に言うと次の機会からそうしようと考えています）。税金支払いではポイント付与されませんが、クレジットカードからのチャージによりポイントが付与されるカードがあり、それを活用してポイントを稼ぐ作戦です。
WAONや楽天ギフトカードを経由して楽天Payで支払うという方法も考えましたが、手間とリターンを考えると少し複雑すぎるため見送っています。
サブQR②（PayPay）の社交的活用
飲み会の精算でPayPayを活用しています。楽天ペイなどでも送金はできますが、周囲の利用率が高くPayPayでの支払いを求められることが多いため、PayPayを使うようにしています。友人や同僚との割り勘が非常にスムーズになるのがメリットです。
口座振替が必要な支払いへの対応
水道料金の支払い方法
水道料金は自治体によってはクレジットカード払いできる場合もありますが、私の住んでいる自治体はクレジットカード払いに対応していないため、口座振替を選択しています。早くクレジットカード払いに対応してほしいと願っているところです。
QR決済も利用できますが、2か月に1度QR決済で支払う手続きが手間ですし、忘れてしまう可能性もあるため、自動的に引き落とされる口座振替を選択して手間なく処理できるようにしています。
学校関連・塾・ジムの支払い
子供の学校関連や塾、私のジムの月会費は口座振替しか使えないため口座振替にしています。特に学校や塾などでは楽天銀行などのネットバンクが使えないため、渋々ですが昔ながらのメガバンク等を使っています。
本当は手数料レスで預入金利もまだマシなネットバンクに集約したいのですが、致し方ないと割り切っています。サービス提供側のデジタル化が進むことを期待しています。
現金支払いの適切な活用シーン
現金は使用頻度が減ってきていますが、現金しか取り扱いのない飲食店や、一部の飲み会での精算で現金を使うことがあります。
現金での支払い機会は徐々に減ってきており、飲み会での精算も上述のとおりPayPayなどのQR決済に置き換わってきています。最近の紙幣に誰が印刷されているか、正直あまり意識していないほどです。
家計管理の観点では、現金での支払いはマネーフォワードには入れておらず、全て小遣い扱いにしています。管理の点からはしっかり現金利用分も分類したほうが良いのはわかっていますが、妻も含めて記録の手間の方が大きいと感じているため、シンプルな管理方法を選択しています。
支払い方法の最適な組み合わせ
我が家の基本パターン
- 日常的な支出（食費、日用品など）：楽天カード・楽天ペイ
- 固定費・特別費用：三井住友カードゴールドNL
- 事業関連費用：エポスカード・Amazonカード
- 税金：auPay（クレジットカードからのチャージでポイント獲得）
- 教育費・特定サービス：口座振替
- 少額の飲食や現金のみの店舗：現金
- 割り勘や送金：PayPay
家計管理の効率化のための工夫
支払い方法を最適化するだけでなく、家計管理アプリ（私の場合はマネーフォワード）と連携させることで支出の可視化が容易になります。クレジットカードの利用履歴を自動取得できるため、現金以外の支出は自動的に記録されます。
また、固定費の支払いを特定のカードに集約することで、毎月の支払い管理がしやすくなっています。
まとめ：あなたに最適な支払い方法の見つけ方
支払い方法の選択は、単なる利便性だけでなく、ポイント還元率や家計管理のしやすさを考慮して決めることが重要です。以下のステップでご自身に最適な支払い方法を見つけましょう：
- 月々の支出項目をリストアップする
- 各項目で利用可能な支払い方法を調査する
- ポイント還元率や手数料を比較する
- 管理のしやすさを考慮する
- 定期的に支払い方法を見直す
私の場合は、楽天カードをメインに、三井住友カードゴールドNLをサブに、そしてQR決済や口座振替を使い分けることで、ポイント獲得と管理のしやすさを両立させています。
デジタル決済が進化する現代では、賢い支払い方法の選択が家計管理の効率化とポイント獲得の両立につながります。ご自身のライフスタイルに合わせた最適な支払い方法を見つけて、効率的な家計管理を実践しましょう。
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