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固定資産税を30万円以上一括で支払いたい!ポイント還元を狙う難しさと現実的な納付方法まとめ

資産運用全般

毎年やってくる固定資産税。とくに資産を複数所有していたり、土地や建物の評価額が高い場合は、1枚で30万円以上の請求書が届くことも珍しくありません。

「せっかくならポイントをもらいたい」「少しでもおトクに納めたい」と思って支払い方法を検討している方も多いのではないでしょうか?

実は私も、保有している複数物件の固定資産税の納税通知書が届きました。合計で約88万円、1期分で約22万円です。この高額な税金をどう支払うか検討する中で、同じような悩みを抱える方も多いと感じ、本記事を執筆することにしました。

今回は、30万円以上の固定資産税を一括で支払いたい人向けに、

  • ポイント還元を狙う難しさ
  • 実際に使える支払い方法(手数料無料)
  • 現実的なおすすめ納付手段

を、最新の制度やアプリ情報を踏まえてわかりやすく解説していきます。


固定資産税でポイントを得るのは難易度が高い?

まず最初に、固定資産税でポイントを得る代表的な方法として以下があります。

方法ポイント付与の可能性備考
クレジットカード払い(公式サイト経由)一部カードで付与(0.2〜1.0%)決済手数料が0.7〜1.0%程度
楽天キャッシュ(楽天Pay)請求書払い原則ポイント付与なし過去は付与対象だったが現在は対象外
auPay請求書払いチャージ元によっては付与チャージ制限や回数制限あり
PayPay請求書払いポイント付与なし(PayPayステップの対象外)還元は期待できないが使いやすい
nanaco経由の支払い廃止・制限多数以前はセブンで支払えたが縮小傾向

とくに30万円以上を一括で払いたいケースでは、以下のような障壁が発生します。

✅ 主なハードル

  • クレジットカードのポイント付与対象外扱い(公共料金や税金など)
  • 請求書払いアプリのチャージ上限(例:楽天キャッシュの月50万円上限)
  • 1枚の請求書での分割支払い不可(納付書を分けてもらえない)
  • チャージ手段ごとのポイント付与制限
  • クレカ払い時の高額な手数料(例:0.8%なら30万円で2,400円)

結果として、「ポイントはほとんどもらえないのに手数料は取られる」という、本末転倒な支払いになりがちです。


それでもポイントを狙いたい場合の現実的な選択肢

▼ エポスゴールドカード → au PAYチャージ → au PAY請求書払い

  • エポスゴールドからau PAYチャージ:最大0.5%付与
  • au PAY請求書払いで納税(eL-QR読み取り)

ただしこの方法も、

  • 月チャージ上限25万円
  • 1回あたり50万円未満の支払いに限定
  • 還元は最大1,250ポイント程度

といった制限が多く、高額納付には不向きです。

さらに、エポスゴールドカードは年会費がかかるカードです(通常5,000円)。年間利用100万円以上で翌年以降年会費無料になりますが、この固定資産税の支払いのためだけにゴールドカードを作るのは本末転倒です。普段からエポスカードをメインで使っている方であれば選択肢に入りますが、そうでなければ無理にこの方法を選ぶ必要はありません。

▼ 楽天カード → 楽天キャッシュ → 楽天Pay請求書払い

  • 楽天カードからのチャージは1回50万円・月50万円まで
  • 楽天Pay請求書払いによる納税も可能だが、ポイント付与は対象外
  • 手軽さはあるが、ポイント目的では旨みが少ない

▼ PayPay請求書払い

  • eL-QRに対応した納付書であれば使用可能
  • PayPay残高支払いのみ対応(クレカ払い不可)
  • PayPayステップ対象外=ポイント還元なし
  • 利便性は高いが、還元は期待できない

ポイントを気にしないなら、手数料無料でスムーズな支払いを選ぶ

30万円以上を一括で支払いたい方にとって、無理にポイントを追わず、確実で手間がかからない方法が現実的です。

▼ Bank Pay(バンクペイ)対応アプリ

  • 三井住友銀行を含む多数の金融機関に対応
  • 銀行口座から即時引き落とし
  • 1回50万円まで対応(1日最大50万円)
  • 手数料無料
  • eL-QR対応納付書が必要

※Bank Payは三井住友銀行だけでなく、ゆうちょ銀行やみずほ銀行など複数の銀行に対応しています。

▼ 銀行窓口で直接支払う

  • 高額納付に対応可能
  • 手数料無料
  • eL-QR不要(納付書だけでOK)
  • ただし平日・銀行営業時間内に行く必要ありというデメリット

▼ コンビニ支払い(現金)

  • 一部コンビニで高額納付に対応(30万円未満が上限のことも)
  • 納付書を持参して現金支払い
  • 手数料無料
  • ただし高額現金を持ち歩くリスクあり

▼ 楽天カード → 楽天キャッシュ → 楽天Pay請求書払い(ポイントは不要でもOK)

  • 1回50万円・月50万円までチャージ可能
  • 自宅で完結できて手間が少ない
  • 還元を狙わず「手間の少なさ重視」であれば有効

Bank Pay・楽天Pay・PayPayの比較まとめ

項目Bank Pay楽天Pay(楽天キャッシュ)PayPay
上限1日50万円(銀行による)1回50万円・月50万円まで利用者の残高次第(1回上限30万円)
ポイントなしなし(楽天カードチャージでも)なし(PayPayステップ対象外)
対応多数の銀行楽天銀行・楽天カードチャージ元は限定的
手数料無料無料無料
手軽さ△(やや設定が必要)◎(アプリ操作で完結)◎(簡単)

まとめ|ポイントに固執せず、安全・手軽に支払うのが正解

高額な固定資産税の支払いでは、

  • ポイント還元は思ったほど得にならず
  • 支払い方法の制限も多い

というのが現実です。

無理にポイントを追わず、

  • 手数料無料で
  • 安全・スムーズに
  • 納付できる方法を選ぶ

ことが、長期的に見てもっとも合理的でストレスのない選択だといえるでしょう。

特にBank Pay(バンクペイ)銀行窓口での直接支払いは、1枚で30万円を超える納付書を持っている方にとって、非常に現実的な手段です。

時間を無駄にせず、安心して支払いを終え、次の資産形成や投資に向かって前進しましょう。

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