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叔父の死後、目の見えない叔母が一人に…介護認定・生活保護の申請で支援を受けるまでの流れ

資産運用全般

はじめに(導入)

叔父が亡くなり、残された叔母は一人で生活することになりました。しかし、葬儀後に判明したのは、叔母の視力がほとんど失われており、日常生活が困難な状態だったことです。介護認定や生活保護の申請を行っておらず、支援を受けるための手続きが急務でした。

この記事では、私が行った介護認定の申請や生活保護の手続きについて実体験をもとに詳しく解説します。同じような状況で困っている方の参考になれば幸いです。


まず行ったこと(緊急対応)

叔母の生活維持のため、まずは以下の対応を行いました。

  • 食事の確保: すぐに食べ物が必要だったため、宅配弁当を2週間分手配。
  • 支援の窓口へ相談: 地域包括支援センターに連絡し、事情を説明。
  • ケアマネージャーの設定: 通常は数日かかるが、特別に即日対応してもらう。

介護認定の申請とヘルパー契約

介護認定を受けることで、公的な支援を受ける道が開けます。

  • 介護認定の申請: 申請から認定までには1か月半かかる。
  • ヘルパー契約の事前準備: 認定前でもヘルパー契約が可能なことをケアマネージャーに確認。
  • 契約手続きの代行: 叔母は視力がほとんどないため、ケアマネージャーとの契約書への記入・押印は私が代行。

生活保護の申請と手続き

叔母の収入は年金のみで貯金もほぼゼロのため、生活保護を申請することにしました。

必要な書類

生活保護の申請には以下の書類が必要でした。

  • 預金通帳
  • 生命保険証書(あれば)
  • 固定資産税の納税通知書
  • 年金手帳
  • 後期高齢者健康保険証
  • 介護保険証
  • マイナンバーカード(あれば)
  • 運転免許証(あれば)

代理申請の手続き

  • 原則は本人申請が必要だが、叔母は視力の問題で難しい状況。
  • 親族が代理申請可能であることを市役所に確認。
  • さらに、親族でも対応が難しい場合はケアマネージャーが代行可能とのことで、今回はケアマネージャーに依頼。

病院との個別支援契約

白内障の手術を受けるため、病院への送迎支援を手配しました。

  • 手術の日程に合わせた支援契約をケアマネージャーと相談し、移動支援を確保。

申請をしないと支援が受けられない現実

日本には最低限の生活を支える制度が整っていますが、申請しないと何の支援も受けられません。

  • 叔父と叔母は制度を知らず、何も申請していなかったため今回の手続きが大変に
  • 不正受給のニュースも多いが、本当に必要な人に支援が届く仕組みが重要

まとめ(今後の課題)

介護関連の手続きが完了し、ひとまず叔母が安心して生活できる環境を整えました。しかし、今後は相続手続きなども控えています。

同じように家族が突然一人になり、介護や生活保護の手続きが必要になった方のために、今回の経験が少しでも役立てばと思います。

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