仮想通貨に興味はあるけれど、「リスクが怖い」「どう始めればいいのかわからない」と感じている方、多いのではないでしょうか?
そんな方にこそおすすめしたいのが、「ポイント投資」という選択肢。
私は楽天ポイントとVポイントという、日常生活で自然に貯まるポイントを活用して、少額から仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム)投資を実践しています。
本記事では、実際に私がどのように投資をしているのか、そのリアルな実績とともに、仮想通貨との向き合い方をご紹介していきます。
なぜ仮想通貨投資を“ポイント”から始めたのか?
仮想通貨といえば、過去に数百倍になったビットコインやイーサリアムの急騰劇を思い出す人も多いでしょう。ただ、その裏には暴落の歴史もあり、実際にキャッシュを投じるのは勇気が要ります。
私もそのひとりです。
だからこそ、「現金を使わず、ポイントで投資してみる」というのは、心理的なハードルが低く、仮想通貨に対する“肌感覚”を得るのに最適な方法だと感じました。
楽天ポイントでのイーサリアム投資:月2,000ポイントの積立チャレンジ
私は2024年8月から楽天ポイントを使って仮想通貨に挑戦。
まずは毎月1,000ポイントでビットコインを積み立て、途中からはイーサリアムに切り替えて毎月2,000ポイントを積立しています。
【2024年8月〜2025年6月】運用サマリー
- 投資元本(ポイント):17,000ポイント
- 投資先:イーサリアム(ETH)
- 評価額(2025年6月14日時点):16,960円
- 損益率:0%

※上記グラフでは評価益を赤棒グラフ、評価損を青棒グラフで表しています。
投資を始めて気づいたポイント
- 楽天ウォレットでは自動積立設定ができないため、私はGoogleカレンダーで「毎月◯日に積立」リマインドをセットしています。
- 毎月2,000ポイント程度なら生活にも影響なく、積立感覚で続けられるのが嬉しいところ。
Vポイントでのビットコイン投資:レートに注意しながらの活用法
続いて、Vポイントを使ったビットコイン投資。
こちらはbitFlyer経由で100ポイント=85円相当という少し不利なレートで交換されるため、途中からは「Vポイントは生活必需品で使い、その分のキャッシュを投資する」というアプローチに切り替えました。
現在は毎月1,500ポイント分(=1,500円分)をビットコインに投資しています。
【2024年12月〜2025年6月】運用サマリー

投資戦略の工夫
- 還元率が悪いと感じたら、「Vポイント=生活費で使い、現金で投資」と切り替えるのもアリ。
- 結果的に、「ポイントを原資にしている」という感覚はそのまま持てます。
ビットコイン・イーサリアムの価格推移【2025年5月13日 vs 6月14日】
2025年5月13日時点
- ビットコイン(BTC):約9,500,000円
- イーサリアム(ETH):約500,000円
2025年6月14日時点
- ビットコイン(BTC):約9,600,000円
- イーサリアム(ETH):約510,000円
※価格は日本国内の大手取引所を参考にした概算です。
このように、1ヶ月のスパンではいずれも1〜2%程度の変動幅にとどまっており、仮想通貨としては比較的安定しているといえる状態です。
一見平穏な相場、しかし内部では小さな動きも
「値動きが小さい=何も起きていない」と捉えがちですが、実際にはそうとは限りません。例えばこの1ヶ月の間にも、以下のようなトピックが市場を騒がせていました。
- ビットコイン現物ETFへの資金流入ペース鈍化
- イーサリアムETF承認の見通しに関する報道
- 米国CPI(消費者物価指数)発表と利下げ観測
- SECの仮想通貨規制に対する不透明感
これらの要素が入り混じる中、ポジティブとネガティブが拮抗していたため、価格も膠着状態にあると考えられます。
投資家の間に広がる「様子見ムード」
価格が動かない時期に共通して見られるのが、投資家の様子見姿勢です。
- ETF関連の大きなニュースを待っている
- 米国の金融政策が明確になるまで動けない
- 仮想通貨税制改正の影響を見極めたい(日本国内)
このような心理が、売買のボリュームを減らし、結果的にボラティリティの低下につながっているのです。
2025年下半期に向けた今後の展望
価格変動が小さい時期こそ、投資戦略を見直すチャンスでもあります。今後の注目ポイントを整理しておきましょう。
① イーサリアム現物ETFの動向
米SECがイーサリアムの現物ETFを正式に承認するかどうかは、市場に大きなインパクトを与える可能性があります。承認されればETHの急騰要因に、否認されれば失望売りが起こるかもしれません。
② ビットコインの再加熱タイミング
半減期後の「第二波」が起きるかどうかにも注目です。現状の価格停滞は“調整期間”や“力を溜めている状態”と解釈する投資家も多く、再び大きな価格上昇が起きる可能性もあります。
③ マクロ経済と利下げのタイミング
米国の利下げが年内にあるかどうかで、リスク資産全体への資金流入が変わってきます。仮想通貨もその影響を受けるため、FOMCやCPIなどの経済指標から目が離せません。
初心者・ポイント投資家にとっては好機?
このような値動きの少ないタイミングは、ドルコスト平均法(積立投資)をしている投資家にとっては最適な環境とも言えます。特に楽天ポイントやVポイントを活用した仮想通貨投資をしている方にとっては、以下のようなメリットがあります。
- 暴落局面がないため精神的に安心
- 高値づかみのリスクが相対的に低い
- 相場に慣れる「練習期間」として最適
大きく儲けたい人には物足りないかもしれませんが、仮想通貨市場に長期的に向き合うなら、安定期のうちに市場を理解しておくことは非常に重要です。
至近1か月の動きまとめ:今は「嵐の前の静けさ」かもしれない
2025年5月13日から6月14日までの1ヶ月間、ビットコインとイーサリアムに大きな価格変動は見られませんでしたが、それはむしろ市場の安定性を示す好材料でもあります。
- 投資家は次の材料を待って様子見中
- 仮想通貨市場は織り込み済みのニュースで動きにくい状態
- 大きな波が来る前の「静かな時間帯」の可能性も
この時期に市場に慣れておくことで、将来の急騰・急落時に冷静に対応できる力を養うことができます。
今後の仮想通貨投資に向けて、目の前の数字に一喜一憂するのではなく、全体の流れを冷静に捉えて行動していきましょう。
仮想通貨は「夢があるけど、リスクもある」
ネット上ではよく見かけますよね?
「10年前の2014年に1万円分のビットコインを買っていたら、今は約195万円。およそ195倍になっている計算です!」
この夢のような話、実際に起きたことですが、逆に大きく下落していた可能性もあります。
私は今のところ、仮想通貨をポートフォリオのメイン資産にはしていません。
でも、月4,000円分のポイント投資なら「最悪ゼロになってもOK」「勉強代として割り切れる」と思って続けています。
私の“現時点の結論”:仮想通貨は「勉強と実験の場」
ここまでお読みいただいた方にはお分かりかと思いますが、
私は仮想通貨を“本気で稼ぐ手段”というよりも、“リアルタイムで経済の変化を学べるツール”として活用しています。
少額でスタートできるポイント投資は、
- 失敗しても痛くない
- 毎月の家計に響かない
- 続けやすい
という点で、初心者にも本当におすすめです。
今後の方針とまとめ
今後、仮想通貨相場の動き次第では、積立金額を増やしたり、逆に減らしたりするかもしれませんが、
「ポイントでコツコツ続ける」という軸はしばらく変えない予定です。
大切なのは、「焦らず、自分のペースで続けること」。
そして、「仮想通貨の世界に触れることで、少しずつ経済リテラシーを高めていくこと」だと思っています。
最後に
もし仮想通貨投資に不安を感じているなら、まずは1,000ポイントからでも始めてみてください。
私もそうやって、実際の値動きを体感しながら、少しずつ学んでいます。
投資において一番大事なのは、「自分の許容できるリスクの範囲で、納得して続けること」です。
興味があれば、ぜひポイント投資から仮想通貨の世界に足を踏み入れてみてくださいね!

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