仮想通貨に興味はあるけれど、「リスクが怖い」「どう始めればいいのかわからない」と感じている方、多いのではないでしょうか?
そんな方にこそおすすめしたいのが、「ポイント投資」という選択肢。
私は楽天ポイントとVポイントという、日常生活で自然に貯まるポイントを活用して、少額から仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム)投資を実践しています。
本記事では、実際に私がどのように投資をしているのか、そのリアルな実績とともに、仮想通貨との向き合い方をご紹介していきます。
なぜ仮想通貨投資を“ポイント”から始めたのか?
仮想通貨といえば、過去に数百倍になったビットコインやイーサリアムの急騰劇を思い出す人も多いでしょう。ただ、その裏には暴落の歴史もあり、実際にキャッシュを投じるのは勇気が要ります。
私もそのひとりです。
だからこそ、「現金を使わず、ポイントで投資してみる」というのは、心理的なハードルが低く、仮想通貨に対する“肌感覚”を得るのに最適な方法だと感じました。
楽天ポイントでのイーサリアム投資:月2,000ポイントの積立チャレンジ
私は2024年8月から楽天ポイントを使って仮想通貨に挑戦。
まずは毎月1,000ポイントでビットコインを積み立て、途中からはイーサリアムに切り替えて毎月2,000ポイントを積立しています。
【2024年8月〜2025年9月】運用サマリー
- 投資元本(ポイント):23,000ポイント
- 投資先:イーサリアム(ETH)
- 評価額(2025年9月14日時点):38,850円
- 損益率:69%(乱高下は激しいですが、遂に含み益になりました!)

※上記グラフでは評価益を赤棒グラフ、評価損を青棒グラフで表しています。
投資を始めて気づいたポイント
- 楽天ウォレットでは自動積立設定ができないため、私はGoogleカレンダーで「毎月◯日に積立」リマインドをセットしています。
- 毎月2,000ポイント程度なら生活にも影響なく、積立感覚で続けられるのが嬉しいところ。
Vポイントでのビットコイン投資:レートに注意しながらの活用法
続いて、Vポイントを使ったビットコイン投資。
こちらはbitFlyer経由で100ポイント=85円相当という少し不利なレートで交換されるため、途中からは「Vポイントは生活必需品で使い、その分のキャッシュを投資する」というアプローチに切り替えました。
現在は毎月1,000~1,500ポイント分(月のクレジットカード利用額に応じて変動)をビットコインに投資しています。
【2024年12月〜2025年9月】運用サマリー

投資戦略の工夫
- 還元率が悪いと感じたら、「Vポイント=生活費で使い、現金で投資」と切り替えるのもアリ。
- 結果的に、「ポイントを原資にしている」という感覚はそのまま持てます。
最近の状況と注目点
項目 | 状況 | 解説/私の見方 |
---|---|---|
イーサリアムの価格上昇 | ETH/JPY、ETH/USD ともに上昇傾向。1週間・1か月スパンでの伸びが大きい。 Coinbase+3TradingView+3CoinMarketCap+3 | スマートコントラクト、DeFi、NFT、レイヤー2などの活用が増えており、ネットワーク活動・需要が高まっていることが背景にあると思います。ポイントでコツコツ買ってきた分が、こうした追い風を受けて形になってきた印象です。 |
ビットコインの動き | 直近で全体の相場が上昇してきており、ビットコインも過去の安い水準から値を戻してきている。やや調整局面を経ながらも底堅さがある。 CoinDesk+3The Economic Times+3Coinbase+3 | BTC は「デジタルゴールド」としてのポジションがの強さを再確認させる動き。大きな資金、制度・規制関連のニュースにも敏感ではありますが、長期保有の安心感も少しずつ高まってきたと感じます。 |
ETH vs BTC の比較優位 | ETH/BTC の比率(イーサリアムがビットコインに対してどれだけ強いかの指標)が、最近徐々に改善してきている。 TradingView+1 | これは、イーサリアム側のユースケース増加や、ETH のアップグレードや手数料燃焼(EIP-系)といった技術的・経済的要因が反映されてきているためと思われます。私の運用では ETH の方が総じてリターン率が高くなってきているので、「対象分散(分けて持つ)」戦略の効果を感じ始めています。 |
価格ボラティリティと注意点 | 上昇傾向ではあるが、短期的な下落・調整もそこそこある(24時間-数日の揺れ率が高まる局面も)。また、ドル建て・円建てでの為替の影響、規制やETFニュースの影響も大きい。 | ポイント投資の場合、小さな金額であってもこのような揺れを感じる機会があるので、心理的にもある程度の余裕を持って「上げ下げを受け入れる構え」が必要。高値圏での利確タイミングを考えるのも大事。 |
私の運用から見える「含み益実感」の要因
- イーサリアムを多めに持っていたことが奏功:ETH の最近の上昇を受けて、保有比率の重みが運用成果に効いてきた。
- 買い増しタイミング:価格が調整したタイミングで追加できたことが平均取得価格を下げることにつながっている。
- ポイント投資のメリット:現金を大きく動かさずに投資ができるため、心理的に買い増ししやすかったこと。
展望と戦略提案
- イーサリアムはこのまま上昇トレンドを追う可能性が高いが、「ピーク近くでの調整」へのリスクにも備えておきたい。
- ビットコインは引き続きポートフォリオの安定軸としてキープ。大きくリスクを取るなら ETH の比率を増やすのはありだが、下落時の下げ幅も考慮。
- 情報収集を継続:規制・ETF・新技術(例:レイヤー2、ステーキング、燃焼機構等)の動きが価格に直結するので、重要ニュースにはアンテナを立てておく。
仮想通貨は「夢があるけど、リスクもある」
ネット上ではよく見かけますよね?
「10年前の2014年に1万円分のビットコインを買っていたら、今は約195万円。およそ195倍になっている計算です!」
この夢のような話、実際に起きたことですが、逆に大きく下落していた可能性もあります。
私は今のところ、仮想通貨をポートフォリオのメイン資産にはしていません。
でも、月4,000円分のポイント投資なら「最悪ゼロになってもOK」「勉強代として割り切れる」と思って続けています。
私の“現時点の結論”:仮想通貨は「勉強と実験の場」
ここまでお読みいただいた方にはお分かりかと思いますが、
私は仮想通貨を“本気で稼ぐ手段”というよりも、“リアルタイムで経済の変化を学べるツール”として活用しています。
少額でスタートできるポイント投資は、
- 失敗しても痛くない
- 毎月の家計に響かない
- 続けやすい
という点で、初心者にも本当におすすめです。
今後の方針とまとめ
今後、仮想通貨相場の動き次第では、積立金額を増やしたり、逆に減らしたりするかもしれませんが、
「ポイントでコツコツ続ける」という軸はしばらく変えない予定です。
大切なのは、「焦らず、自分のペースで続けること」。
そして、「仮想通貨の世界に触れることで、少しずつ経済リテラシーを高めていくこと」だと思っています。
最後に
もし仮想通貨投資に不安を感じているなら、まずは1,000ポイントからでも始めてみてください。
私もそうやって、実際の値動きを体感しながら、少しずつ学んでいます。
投資において一番大事なのは、「自分の許容できるリスクの範囲で、納得して続けること」です。
興味があれば、ぜひポイント投資から仮想通貨の世界に足を踏み入れてみてくださいね!

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