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火災保険で食洗器の修理代が補償された話|知らなきゃ損する保険の使い方

全般

はじめに

「火災保険って火事のときしか使えない」と思っていませんか?実は、火災保険は予想以上に幅広い補償をカバーしている場合があります。今回は、最近我が家で発生した食洗器の故障に対し、火災保険が適用され、修理代が補償された体験談をご紹介します。
※なお、以前紹介しましたこちらのブログでも、これまで火災保険が適用されたもの、されなかったものをまとめていますのでご覧ください。

この記事を読めば、火災保険の意外な活用方法や申請のコツを知ることができます!


経緯|食洗器が故障したときの状況

ある日、キッチンで子供が暴れているなぁと思っていたら、その日の夕食後食洗器が動かなくなっているのに気付きました。症状としては以下の通りです:

  • 電源が入らず、所定のランプが点滅している。(取扱説明書によると食洗器内の水漏れ)
  • 使用開始から14年経過しており、保証期間はすでに終了

修理業者に確認したところ、修理には約5万円かかるとのこと。この出費は痛い…と思いながら、ダメ元で火災保険が適用できないか保険会社の代理店に連絡しました!


火災保険が適用される条件とは?

火災保険は、火災だけでなく「偶然の事故」による損害もカバーすることがあります。今回、火災保険が適用された理由は次の通りです:

  1. 排水ホースの亀裂が原因(衝撃による可能性あり)と判断されたため
    食洗器内部の排水ホースに亀裂が発生しており、それが故障の原因となっていました。このような水漏れや浸水は火災保険の補償対象になる場合があります。
  2. 日常的な使用による故障ではなかったため
    単なる経年劣化や自然な消耗は保険の対象外ですが、「偶然の事故」として認められる状況であれば、補償を受けられます。
    特に今回は子供が遊んでいて食洗器に衝撃を加えたことが故障の原因の可能性が大きいということで認められました。(食洗器を引っ張りだして遊んでいたとのこと。。。)

火災保険を利用するまでの流れ

1. 保険会社(代理店でもOK)に連絡

まず加入している火災保険の保険会社(今回は代理店)に連絡し、状況を説明しました。以下のポイントを伝えました:

  • 食洗器の故障内容と状況
  • 故障箇所の原因(業者の見立て)
    →ここが結構重要です。経年劣化等ではなく偶然の事故によるものであることをしっかり伝えます。

2. 修理業者の見積書を準備

保険申請には、修理費用を証明する見積書や領収書が必要です。修理業者に依頼し、具体的な修理内容(故障個所の原因を含む)と金額が記載された見積書を用意しました。

3. 写真を撮影

故障箇所の状態をスマートフォンで撮影し、保険会社に提出しました。今回の場合は排水ホースの亀裂部分を撮影しました。以下に実際の写真を載せておきます。
食洗器,排水ホース,亀裂箇所

具体的な画像は審査をスムーズに進めるために有効です。

4. 書類を提出

保険会社から送付された申請書類に必要事項を記入し、見積書・写真とともに提出しました。


補償額と申請結果

申請から約2週間後、保険会社から連絡があり、修理代のうち免責金額1万円を除く約4万円が補償されることが決定しました。振り込みもスムーズに行われ、修理費用の負担を気にせず食洗器を直すことができました。


火災保険を活用する際のポイント

1. 保険の補償範囲を確認

火災保険は保険会社や契約内容によって補償範囲が異なります。「水漏れ」「偶然の事故」などの条件が含まれているか確認しましょう。

2. 修理業者に原因を明確にしてもらう

保険会社は「偶然の事故」が原因かどうかを重視します。修理業者に原因調査を依頼し、適切な診断書や見積書を用意してもらいましょう

3. 写真や証拠をしっかり準備

状況を証明する写真や動画は非常に重要です。申請時にはできるだけ多くの情報を提供するように心がけましょう。


まとめ|火災保険の意外な活用法

火災保険は意外なシーンでも活用できます。特に食洗器や家電の故障が「偶然の事故」によるものであれば、修理費用が補償されるケースがあります。

普段は気にしない火災保険ですが、家電トラブルが発生した際は契約内容を確認し、保険会社に相談してみましょう。知らなければ支払わなければいけなかった修理代を節約できるかもしれません。

ぜひ、皆さんも火災保険をうまく活用してみてください!

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