1. 導入:相続手続きは自分で進められるのか?
祖母が他界した際、父が相続手続きを担当することになり、私が全面的にサポートすることになりました。手続きを進める中で、できる限り専門家に頼らず自分たちで対応する方針を決定しました。しかし、「何から手をつければいいのか分からない…」という状況から始まり、必要な情報を整理しながら進めていきました。
2. 相続人を確定させる手続き|戸籍謄本の取得と相続関係説明図の作成
相続人の確定が第一歩!
相続手続きを進めるには、まず相続人を確定する必要があります。この作業には戸籍謄本の取得が欠かせません。
- 戸籍謄本の取得が意外と大変だったポイント
- 被相続人(祖母)の出生から死亡までの戸籍を取得する必要がある
→この戸籍謄本が相当古い手書きのもので読みづらく、またこの戸籍謄本から何が分かってどんな書類が必要になるのかは素人で判断するのは難しかったです。 - 役所によっては郵送請求も可能なようですが、今回は取りに行きました
- 相続人が全国に散らばっていたため、関係性の整理が必要
- 被相続人(祖母)の出生から死亡までの戸籍を取得する必要がある
- 相続関係説明図を作成するメリット
- 法務局に提出する際に、わかりやすく整理できる
- 司法書士に相談する際の資料としても役立つ
- 手書きでも作成可能ですが、私はパワーポイントで作成
3. 無料相談を活用!司法書士に聞いたこと&活かしたポイント
どのタイミングで司法書士に相談すべき?
相続手続きは専門知識が必要な部分も多いため、司法書士に相談することが重要です。ただし、費用がかかるため、無料相談を活用しました。
- 無料相談で聞けたこと
- 必要な書類や手続きの流れ
→戸籍謄本や相続関係説明図をもとに相談することで、今後の必要書類や手続きの流れを丁寧に教えてくれました - 書類の書き方についての注意点や法務局・市役所での申請方法
→遺産分割協議書(案)も用意していたため、記載方法についてもアドバイスをいただけました
- 必要な書類や手続きの流れ
4. 遺産分割協議書の作成と手続き|父が主導し私は実務を担当
遺産の分割案は父が相続人と話し合って決めました。私はその分割案に沿って、各種書類の準備と法務局への申請手続きを担当しました。
- 遺産分割協議書の作成と署名・押印の流れ
- 各相続人からの実印押印+印鑑証明書の取得
※後々、分かったことなのですが、相続人の一人が実印を間違えており、再度手続きをやり直しになりました。 - 司法書士は無料相談のみで、基本的には自分で作成・進行しました
- 各相続人からの実印押印+印鑑証明書の取得
5. 各種書類を揃え、法務局・市役所での申請手続き
相続手続きの中で、書類を揃えるのが一番大変でした。
- 法務局での手続き:相続登記
- 戸籍謄本・住民票・印鑑証明書など
- 相続関係説明図・遺産分割協議書の提出
- 市役所での手続き:固定資産税の名義変更など
- 被相続人(祖母)の戸籍謄本・住民票の除票
- 相続人の戸籍謄本・住民票・印鑑証明書
- 遺産分割協議書・固定資産評価証明書
6. 実際に苦労したポイントと対策
- 相続人が全国に散らばっていたため、書類のやり取りに時間がかかった
- 事前にスケジュールを決め、円滑に進める工夫が必要
- 役所や法務局の手続きが複雑で分かりづらかった
- 役所の窓口で直接確認し、都度修正しながら進めた
- 司法書士にすべて依頼せずに対応したことで費用を節約できた
- 司法書士に依頼すると5万円~15万円程度の費用がかかるが、自力でやると節約可能
7. まとめ|相続手続きをスムーズに進めるポイント
✅ 戸籍謄本と相続関係説明図の作成が第一歩!
✅ 司法書士の無料相談を活用し、足りない書類を確認
✅ 遺産分割協議書の作成と署名・押印をスムーズに進める
✅ 役所・法務局での手続きは、事前に確認してミスを防ぐ
✅ 一つずつ確実に進めていけば、司法書士に頼らず自力で対応できる!
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