2024年から新NISAがスタートし、非課税で資産形成できる制度として改めて注目を集めています。我が家でも、妻がマネックス証券で「つみたて投資枠」を活用し、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)を積み立て始めました。こちらのブログで詳細はまとめていますのでご覧ください。
その際にちょっと気になるのが、「どうせ積立するなら、少しでもポイント還元を得たい!」という点。
今回は、マネックス証券×dカード(通常)の組み合わせで、つみたてNISAでもdポイントを効率よく貯める方法をご紹介します。加えて、なぜ我が家では「dカードGOLD」ではなく「通常のdカード」を選んだのか、その理由についてもお話ししていきます。
実は、マネックス証券との付き合いは15年以上
今回「新たにマネックス証券を選びました」と書きたいところですが、実はそうではありません。我が家では、15年以上前から妻名義でマネックス証券の口座を開設し、日本株の運用を行ってきたという背景があります。
長年の取引実績があり、慣れ親しんだ証券会社ということもあり、また日本株をNISAの成長投資枠で活用していますので、つみたてNISAもマネックス証券ではじめることになります。
そんななかで2023年12月からマネックス証券でdカードによるクレカ積立が可能になったというニュースを見て、我が家ではこの機会にdカード(通常)を新規発行。ポイントも得られる投資環境が整ったというわけです。
マネックス証券でdカードを使ったクレカ積立の仕組み
マネックス証券では、2023年12月よりdカードでのクレカ積立に対応しました。dカードで積立を行うことで、以下のような特典があります。
項目 | 内容 |
---|---|
積立可能額 | 月額100円〜5万円まで |
対象カード | dカード、dカードGOLD(VISAまたはMastercard) |
還元率 | 通常のdカード:0.5%、dカードGOLD:1.0% |
ポイント | dポイントとして還元(期間・用途限定ポイントではない) |
対象商品 | つみたてNISA対象ファンド含む |
我が家の活用方法:dカード(通常)×つみたてNISAで月5万円の積立
我が家では、毎月5万円を「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に積み立て開始しました。クレカ積立に使っているのは、dカード(通常)です。
もともと、日常の買い物では「楽天カード」や「三井住友カードゴールドNL」を活用しており、dカードは保有していませんでした。しかし今回、マネックス証券との相性の良さを考えて、dカードを新規発行することにしました。
月5万円積立での還元シミュレーション
- 月額積立:50,000円
- 還元率:0.5%
- → 月250ポイント(年3,000ポイント)
銀行引き落としでは1円も戻ってこないことを考えると、「放っておくだけで年3,000ポイント」というのはなかなか魅力的です。
dカードGOLDではなく、なぜ通常のdカードを選んだのか?
ここで一つ疑問が湧くかもしれません。
「dカードGOLDなら1.0%還元で、もっとお得なのでは?」
たしかにその通りなのですが、以下のような理由から我が家では通常のdカードで十分と判断しました。
①年会費11,000円の元が取れない
dカードGOLDは年会費が11,000円(税込)かかります。クレカ積立での還元率は1.0%ですが、年間の積立額が60万円(=月5万円×12か月)なので、還元されるポイントは6,000ポイントです。
つまり、年会費とポイント還元を比較するとマイナスになります。ドコモのスマホを使っている方であれば元が取れる可能性もありますが、我が家は他社回線のため、GOLDのメリットは薄いと判断しました。
② クレカは用途ごとに分けて管理している
我が家ではクレジットカードを以下のように使い分けています。
- 楽天カード:日常の買い物
- 三井住友カードゴールドNL:SBI証券での積立投資
- dカード(通常):マネックス証券のクレカ積立専用
用途を明確に分けることで家計管理もスムーズになりますし、dカードは「投資専用カード」として割り切って使うスタイルにしています。
ポイント活用の幅も魅力
dポイントは以下のような場面で使えるので、投資で貯めたポイントが日常生活の節約にもつながります。
- ローソン・ファミリーマートなどのコンビニ
- マクドナルド
- d払い(スマホ決済)
- Amazon、無印良品などのd払い対応ネットショップ
投資とポイントをリンクさせることで、お金を「増やす」「使う」「楽しむ」が一体化します。
まとめ:dカード×マネックス証券で賢くポイントをゲット!
クレカ積立は、ただ「お金を預ける」だけでなく、「ちょっとしたお得を拾う工夫」でもあります。
我が家のように、生活費のクレジットカードとは別に、積立専用カードとしてdカード(通常)を活用することで、
- 年会費をかけずに、
- 月5万円の積立で、
- 年3,000ポイントを効率よくゲット
することが可能になります。
15年以上の付き合いのあるマネックス証券に新たな積立機能が加わり、今後もより快適に、かつお得に資産形成を進めていけそうです。
マネックス証券を使っている方で、dカードをお持ちでない場合でも、今回のようにポイント目的でdカードを新規発行するという選択肢は非常におすすめですよ。

金融・投資ランキング
コメント