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【実体験】インターフォンの故障でも火災保険が使えた!知らなきゃ損する大家の保険活用術

不動産投資

不動産投資をしていると、避けて通れないのが設備トラブル。私もこれまで様々な対応をしてきましたが、今回は「インターフォンの故障」に関して、火災保険の適用が通った体験談をご紹介します。

たった9万円の修理費用でも、保険が使えるか使えないかでキャッシュフローに与える影響は大きいもの。この記事では、申請に至るまでの具体的な流れ、落とし穴、そして火災保険が認められた要因について詳しく解説します。


インターフォン故障の発生と管理会社の対応

ある日、私が所有する投資用マンションの入居者から「インターフォンが使えない」という連絡が入りました。室内からエントランスのモニターが映らず、呼び出し音もならないという完全な機能停止です。

管理会社を通じて業者に点検を依頼したところ、交換が必要で修理費用は約90,000円との見積もりが出ました。築年数もある程度経っているため、「経年劣化か…」と一瞬はあきらめそうになりましたが、ふと「これって火災保険でいけるかも?」と考えました。


火災保険はインターフォン故障に使えるのか?

火災保険は火事の時だけでなく、落雷・風災・水濡れ・盗難などにも対応しています。

インターフォンが突然動かなくなった原因が落雷などの外的要因であれば、火災保険の補償対象になる可能性があるのです。

しかし、ここで一つ大きな壁があります。


管理会社経由では伝わらない「伝言ゲーム」の限界

修理を依頼していた管理会社に、「故障原因をメーカーに確認してほしい」と依頼。数日後に戻ってきた回答は「経年劣化の可能性もある」とだけ。

うーん、それじゃ保険申請の根拠には弱い

ここで私は思い切って、自分でメーカーに直接電話してみることにしました。


メーカーに直接問い合わせた結果…

担当者の話を丁寧に聞いたところ、「経年劣化の可能性はあるが、落雷による基盤の故障の可能性も否定できない」とのことでした。

「実際に落雷があったかどうか」がポイントになるということで、私は気象庁の雷情報ページを調査。すると、なんとちょうどインターフォンが壊れた日と同じ日に落雷があったことが判明!

これが決定打になりました。


火災保険申請の流れと必要書類

すぐに保険会社に連絡し、以下の書類を準備して申請を行いました。

提出した主な書類:

  • 修理見積書(業者発行)
  • 故障状況の説明(管理会社と私から)
  • メーカー担当者とのヒアリングメモ
  • 気象庁の雷情報(スクリーンショット)

これらを揃えて、申請フォームに記入して郵送。数週間後、保険会社から通知が届き、99,000円の保険金が支給されることになりました。


もし保険申請をしていなかったら…

もし「経年劣化だから無理か」と思い込んでいたら、自己負担で9万円を支払っていたことになります。不動産投資において、たかが9万円と思うかもしれませんが、こうした「細かい支出」が積み重なって年間で数十万円の損失になることも。

保険の適用可能性が少しでもあるなら、面倒がらずに一度は自分で調べてみるべきだと痛感しました。


火災保険活用のポイントまとめ

ここで、今回の経験から得た保険活用のポイントをまとめます。

① 故障原因は「自分で」確認をとる

管理会社任せでは不十分。伝言ゲームでは詳細が失われます

② 気象庁の雷情報は有力な証拠

当日の落雷記録が残っていれば、申請の説得力が一気にアップします。

③ 曖昧な原因でも可能性があればトライ

「落雷の可能性も否定できない」というグレーな回答でも申請OK。決定権は保険会社にあります。

④ 修理前に必ず保険会社に相談

勝手に修理すると保険適用外になることも。先に相談を。


まとめ:大家こそ「火災保険のプロ」になろう

今回の経験を通じて感じたのは、「火災保険は使ってナンボ」ということ。普段は保険料だけ払い続けて終わることが多いですが、いざというときにどれだけ活用できるかが、投資家としてのリターンに大きく関わるのです。

皆さんも、設備故障が起きた際は「これは保険が使えないか?」という視点を必ず持ってください。そして、管理会社任せにせず、自分の頭で考えて動くこと。それが「攻める大家」への第一歩です。

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