はじめに
不動産投資を行う中で、安定した収益を確保することは非常に重要です。その一つの方法として、屋上を携帯基地局として貸し出すという選択肢があります。
私はこれまで賃貸収入を主軸に不動産投資を進めてきましたが、3棟目の鉄骨造マンション(3階建て)を取得した際に、「屋上スペースを有効活用できないか?」と考えるようになりました。そして、J-Towerが運営する「SITE LOCATOR」というプログラムを知り、試しに応募してみました。
本記事では、携帯基地局設置のメリット・デメリット、そして私自身の挑戦について詳しく紹介します。
携帯基地局設置のメリット
① 安定した賃貸収入
携帯基地局の設置は、通常の住民向け賃貸とは異なり、長期契約が前提となることが多いです。一般的に契約期間は10年単位で更新され、退去リスクがほとんどないため、不動産投資において安定したキャッシュフローを確保することができます。
② 遊休地の有効活用
多くのマンションやアパートでは、屋上がほぼ未利用の状態になっています。携帯基地局を設置することで、遊休地を有効活用し、不動産収益を向上させることができます。
③ 市場の需要の高さ
5Gの普及に伴い、携帯基地局の設置需要は増えています。特に都市部や通信インフラの整っていないエリアでは、新たな基地局の設置が求められています。そのため、物件の条件が合えば、携帯キャリアからのオファーを受けられる可能性があります。
携帯基地局設置のデメリットと課題
① 建物の構造制約
すべての物件で携帯基地局が設置できるわけではありません。一般的に木造や2階建て以下の建物は対象外となることが多く、鉄骨造やRC造の中高層マンションが優先されます。
② 住民の心理的不安
電波に関する科学的な安全性は証明されていますが、一部の住民は「電磁波の影響が不安」と感じることがあります。基地局設置の際には、住民への説明や理解を得ることが重要になります。
③ 契約条件の難しさ
基地局の設置には、携帯キャリア側の要件を満たす必要があり、すべての物件が対象となるわけではありません。また、契約内容によっては収益性が思ったほど高くない場合もあるようですので、慎重な判断が求められます。
SITE LOCATORプログラムへの挑戦記
① 物件概要
私が今回応募した物件は、鉄骨造3階建てのマンションです。高台にあるわけでもなく、また高層マンションというわけでもないものの、立地は都市部に近く携帯基地局の設置には比較的有利かもしれないと考えました。
② 応募の経緯と狙い
携帯基地局の設置は、一般的に「大規模な建物」が対象となるケースが多いですが、「もしかすると3階建てでもチャンスがあるのでは?」と思い、J-Towerが提供する「SITE LOCATOR」プログラムに応募しました。
※SITE LOCATORのサイトはこちらからご確認ください。
このプログラムは、携帯キャリア(ドコモ、KDDI、ソフトバンクなど)に向けて、基地局候補となる物件を登録し、需要があればキャリア側から打診がくる仕組みです。
③ 今後の期待
3階建ての物件は基地局の設置対象としては難しいかもしれませんが、応募しなければ可能性はゼロです。「ダメ元で応募して、もし声がかかればラッキー」という気持ちで、今後の結果を待っています。
今後、進展があればまたブログで報告したいと思います。
まとめ
携帯基地局の設置は、不動産投資における安定収入の確保や遊休地の有効活用として魅力的な選択肢です。しかし、建物の構造制約や住民の心理的不安などのデメリットも考慮しながら進める必要があります。
私は今回、鉄骨造3階建ての物件でSITE LOCATORに挑戦しました。結果がどうなるかは分かりませんが、新たな収益機会を模索すること自体が投資家としての成長につながると考えています。
今後も、こうした不動産投資における新たな可能性を探りながら、ブログで情報を発信していきます!
あなたの意見を聞かせてください!
あなたの物件では、携帯基地局設置を検討したことがありますか?
- 実際に基地局を設置した経験のある方
- 設置を検討したものの断念した方
- これから試してみたい方
ぜひコメント欄であなたのご意見をお聞かせください!
また、今後の進展があればブログで報告しますので、ぜひチェックしてくださいね!

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