2025年2月、トランプ前大統領による関税政策発表により、世界経済に大きな動揺が走りました。
特に日本株市場は急落し、私自身のポートフォリオにも影響がありました。
今回はその後の動向と、私の資産運用状況をリアルな実体験を交えてまとめます。
※前回の記事(2025年4月19日公開)はこちら:
👉 トランプ関税ショック続報|私のポートフォリオの動向と今後の投資戦略(2025年4月19日時点)
トランプ関税政策の最新状況(2025年4月現在)
トランプ前大統領は、カナダ・メキシコからの輸入品に25%、中国からの輸入品に10%の追加関税を発動しました。
さらに4月上旬には、日本製品にも最大24%の関税が課されるとの報道があり、日経平均株価は一時8か月ぶりの安値まで下落しました。
とくに自動車や電子機器といった日本の主要輸出企業は大打撃を受け、株価は急落。
市場には「リーマンショック再来か?」という不安すら広がりました。
しかし、足元では一時のパニックが落ち着きつつあり、市場も冷静さを取り戻してきています。
私のポートフォリオ変遷と影響分析(実体験)
資産推移まとめ
日付 | 日本株 | 投資信託 (S&P500) | 米国債券 | 合計 | 前回比 |
---|---|---|---|---|---|
2025年3月31日 | 10,525,615 | 1,665,127 | 2,417,343 | 14,608,085 | – |
2025年4月6日 | 9,474,050 | 1,625,468 | 2,456,280 | 13,555,798 | -1,052,287 |
2025年4月12日 | 9,348,770 | 1,559,960 | 2,174,542 | 13,083,272 | -472,526 |
2025年4月19日 | 9,774,230 | 1,551,625 | 2,197,117 | 13,522,972 | +439,700 |
2025年4月26日 | 9,878,850 | 1,618,070 | 2,234,178 | 13,731,098 | +208,126 |
ポートフォリオ別詳細
- 日本株
3月末から大きく下落しましたが、4月12日を底に反発。現在は9,878,850円まで回復しており、急落前の水準にかなり近づいてきました。 - 投資信託(S&P500)
S&P500指数連動型投信も、4月中旬に一時落ち込みましたが、米国企業の好決算を背景に持ち直し中です。 - 米国債券
債券はリスクオフ局面で下支えとなり、米国債券保有額も緩やかに回復。ポートフォリオの安定性に貢献しました。
急落から持ち直した今、感じたこと
正直、4月12日時点ではポートフォリオの合計評価額が13,083,272円にまで下落し、
3月末の14,608,085円から約150万円超も減少していました。
しかし、その後2週間で13,731,098円まで回復。
冷静に市場を見守り続けたことで、焦って売却せずに済み、
ポートフォリオはかなり復活してきたのです。
この経験を通じて改めて実感しました。
「株式も投資信託も、一喜一憂せず、長期目線で取り組むべき」
特に、短期的な暴落局面で感情に流されずにポジションを維持することが、
結果として資産形成につながると確信しています。
今後の投資方針
今後もトランプ関税の影響は続くかもしれません。
しかし、私は以下のスタンスで資産運用を続けます。
- 地域分散を維持(米国、日本、新興国)
- 資産クラス分散を継続(株式・債券・現金)
- 短期的な値動きには動じない
- 時間を味方につける長期投資
焦らず、コツコツと資産を育てる。
これこそが、荒波を乗り越える一番の方法だと改めて感じています。
まとめ
2025年4月現在、トランプ関税ショックで一時的に資産が急減したものの、
短期的な市場の動揺に惑わされずポジションを維持したことで、
ポートフォリオは順調に回復しつつあります。
これからも、長期目線で着実に資産形成を進めていきます。
「暴落は買い場」「時間が最大の味方」——この基本を忘れず、引き続き堅実な運用を続けます!

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