はじめに:お金を「使う」ことに意識を向ける時代
「老後が不安だから…」「将来のために貯金しなきゃ…」
そんな風に、ついついお金を“貯める”ことに意識がいきがちな日本人。しかし、最近読んだ一冊『Die With Zero(ダイ・ウィズ・ゼロ)』をきっかけに、私の価値観が大きく変わりました。
この本の主張はシンプルで強烈です。
「死ぬときに資産ゼロが理想。そのために、若いうちから“体験”にこそお金を使おう」
この言葉に共感し、「今しかできない体験」にお金を使うことを意識するようになりました。今回は、その一環として家族と一緒に「天橋立」への旅行を計画。結果として、何よりも価値ある体験になりました。
京都・天橋立へ一泊旅行:お金で買える“最高の思い出”
次男の受験が控えている我が家では、海外旅行は2026年以降の楽しみとしてとっておきました。その代わりに、今回選んだのが京都・天橋立。一泊二日で、妻の両親も誘っての家族旅行です。
美しい景色に癒される
日本三景のひとつ、天橋立の景色は圧巻。ロープウェイで登った展望台から見下ろす光景は、まさに“絶景”。日常では味わえない非日常体験に、子どもたちも大はしゃぎ。写真もたくさん撮り、思い出が一気に増えました。
地元の食材を使った豪華な夕食
宿では地元の新鮮な魚介類を使った懐石料理をいただきました。普段の食事とは全く違う贅沢な時間。妻の両親も大変喜んでくれて、家族みんなが笑顔になりました。
「体験こそが人生の資産」——Die With Zeroが伝えたかったこと
『Die With Zero』では、お金を“未来のため”にばかり使うのではなく、“今しかできないこと”に使おうと繰り返し語られています。
特に印象に残っているのは、以下の3つの考え方です。
- 人生は有限。体験の価値は時間とともに減る
- 貯金のしすぎは機会損失
- 若い時にしかできない経験は、後回しにしない
今回の旅行は、まさにこの考え方を実践したもの。お金は確かに減りましたが、それ以上に「家族とのかけがえのない時間」という“リターン”を得ることができました。
「仕事の成果」より「家族の記憶」が残る
私自身、仕事にも全力を尽くしています。達成感や収入ももちろん重要です。ですが、この旅行で実感したのは、「仕事の成果よりも、家族との記憶の方がずっと心に残る」ということ。
子どもたちと過ごせる時間、親と旅行できる時間、健康で歩ける時間——どれも有限です。だからこそ、今を大切に、そして「今のためにお金を使う」ことが本当に大事だと感じました。
貯めるだけではなく「使い方」も見直そう
将来が不安で貯金を増やすのも一つの手ですが、「何のために貯めているのか?」という視点を一度見直してみてください。
- 家族との思い出作り
- 健康への投資(運動・食事・睡眠)
- 学びや趣味へのチャレンジ
こうした体験こそ、人生を豊かにしてくれる“投資”です。
おわりに:お金の使い道に、もっと自由と意識を
「お金を使う=浪費」というイメージを変えていきましょう。お金は、正しく使えば“幸せを買うツール”になります。今回の旅行は、まさにそれを証明してくれました。
次は、2026年に計画している家族での海外旅行を楽しみに、また日々の生活をがんばろうと思います。これからも“後悔のない使い方”を意識して、人生に豊かな記憶を増やしていきたいです。
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